常に“患者さまは、自分の身内の一人である”と考えて行動する

　昭和33年、吉原商店街の東の端に医院が一つ開業しました。当院の前身である芦川外科・胃腸科医院です。その後、昭和38年7月に現在の所在地である、富士市中央町に移転し、組織を改めて芦川胃腸科病院となりました。さらに平成13年には芦川病院と改名、平成19年1月に法人化し、医療法人社団一芦会　芦川病院となって現在に至ります。　

　当院は「常に“患者さまは、自分の身内の一人である”と考えて行動する」という、創設者である父の信条を大切にしてきました。最初の医院開業から60年近く、現在地に移転してから55年ほどの時が流れましたが、この信条は今も病院の「訓」として受け継ぎ、中核に据えています。私たちは地域に根ざした病院として、これまで診察・治療のみならずリハビリも、そして患者さまご本人やご家族が望まれる場合には看取りまで行ってきました。今後もこの姿勢が変わることはありません。

さらに当院では医療環境の充実を図るため、長年に渡って東京より形成外科の医師が、また協力関係にあります東京医科歯科大学より数名の医師が、それぞれ当院にて月数回診療を行っております。

　院長である私は、富士市に生まれ、富士市で育ちました。ふるさと富士へ医療の分野で貢献していきたい、地域の皆様にとって頼れる病院でありたい、そう願ってこれからも精進してまいります。皆様方におかれましては、今後ともどうかご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

院長　芦川英信